blog_20160229

14時46分で止まった時計。色あせた3月11日付の新聞が、今もそのまま残されていました。

この3月で東日本大震災から5年。
今も約18万人の方々が避難生活を送っています。

先日、三浦のぶひろさんと、福島県の楢葉町、双葉町などを訪問しました。
帰還困難区域にある双葉駅の線路には草木が茂り、待合室の新聞はあの日のまま。時計も地震発生時刻で止まっていました。ここだけ取り残されているような風景に心が痛みました。

三浦さんは科学技術の専門家。
福島第一原発の廃炉を早く着実に進めることを政策の一つに掲げています。
楢葉町の遠隔技術開発センターでは、最新の廃炉技術研究などを視察しました。

公明党はこれまで、被災地でアンケート調査を行い、仮設住宅のお風呂の追焚き機能の追加など、細やかな政策を進めてきました。震災から5年目の今年、5回目となるアンケートを行います。

「災害公営住宅を申し込むのに、保証人を求められる。でも震災で親戚も亡くし、頼れる人を失った方が多い。」
仮設住宅の入居者に寄り添う活動を続けている方から、こうしたご相談を受けました。
早速、浜田まさよし復興副大臣(当時)と連携し、政府に声を届けました。これを受け、国から自治体に対し運用改善の通知が出されています。

被災者の皆さんに寄り添う「心の復興」「人間の復興」を、一日も早く成し遂げて参ります。