大学教育と奨学金の未来を考える

大学祭のシーズン。先日、東京大学の「駒場祭」に行ってきました。

学生の皆さんが開催した、小林雅之教授を招いての講演会「大学教育の未来を考える」に出席。パネリストとして給付型奨学金についてお話しさせて頂きました。

小林教授には、公明党に対し日頃より、給付型奨学金の必要性についての貴重なご意見を頂いています。その後押しのおかげもあって、今具体的な制度設計の議論が自公で活発に行われています。

給付型奨学金の対象者については、児童養護施設出身者の方や生活保護世帯、非課税世帯など、経済的に厳しい状態にある若者の進学の後押しになることが大切だと思っています。

給付金額についても、所得が少ないほど手厚くするなど、財源の中で、より良い制度を考えていくべきだと思います。

同時に、無利子奨学金の充実や、卒業後の所得に応じて無理なく返還ができる「所得連動返還型奨学金」の速やかな実施にも取り組んでいきます。

隣の会場ではアイドルのステージ、教室では研究発表の展示など、学生の皆さんは思い思いの「駒場祭」を楽しんでいるようでした。

落葉の上を歩きながら、大学生の頃、他大学の学祭に行ってみたくて、友だちと少し緊張しながら門をくぐったことを思い出しました。

次の時代のリーダーになる皆さんとの、短いですが楽しい交流の時間でした。