「液体ミルク」の勉強会を開催

3月も目前。日に日に春を感じられるようになりました。三浦海岸の河津桜は、今が満開で見頃。一足早いお花見を満喫できます。

先日、国会の議員会館で、公明党女性委員会「子ども・若者支援プロジェクトチーム」の勉強会を開催しました。テーマは「液体ミルク」。粉ミルクと違い、調乳が不要で、赤ちゃんがそのまま飲むことができます。

液体ミルクは、東日本大震災や熊本地震で、海外から支援物資として送られ、注目されるようになりました。災害時には、水を確保してお湯を沸かすことも大変。すぐに飲める液体ミルクを受け取ったお母さんたちは、どれほど安心したことでしょうか。
災害用の備蓄に液体ミルクを加えることは、赤ちゃんのためにとても重要なことだと思います。

しかし、液体ミルクは国内では製造されていません。勉強会では液体ミルクの国内製造・販売に向けた課題や、安心安全の確保、政府の取り組みなどについて聞き取りを行いました。

母乳が赤ちゃんにとって大切なことは言うまでもありませんが、夜間の授乳や双子育児など、体力的にも大変な中で育児に孤軍奮闘するお母さんにとって、母乳、粉ミルクに加え、液体ミルクの選択肢が増えることは嬉しい、との声もあります。

液体ミルクについて、内閣府の専門調査会は、メーカーなどに製品化に向けた取り組みを求めていくこととしています。しかし、実際の普及までにはまだハードルも。液体ミルクが、赤ちゃんとお母さんの笑顔につながるよう、安心安全の確保、早期の製造・販売を後押ししていきたいと思います。