この度、公明党青年委員会は、政府に対し来年度予算についての重点政策を要望しました。各地で開催された「ユース・トーク・ミーティング」で頂いた声をもとに、「若者の未来を拓く政策」を進めるための提言です。

教育・子育て支援では、「未来への投資」を拡大するように要請。都議会公明党が東京都で実現した私立高校の実質無償化は、多くの若い世代にも支持されました。全国では未だ私立と公立で教育費の負担に大きな差があることから、高等学校等就学支援金や高校生等奨学給付金の拡充等で、全国での私立高校授業料の実質無償化を検討するよう求めました。

グローバルな人材を育成する観点から、大学生や高校生の留学支援の充実も提案しました。特に高校生については、約4割近くが留学を望んでいるそうですが、実際に経験できたのは1%しかいないとの調査結果も。

先日、コスタリカに留学している横浜の女子高校生が私の事務所を訪ねてきました。女性の社会進出をテーマにレポートを作成するので、その調査のために夏休み休暇を利用して話しを聞きたいとのこと。語学の壁、慣れない土地での生活など、大変な困難を乗り越えて一生懸命に学ぶ姿は、高校生とは思えないほど大きく感じました。

彼女は民間の奨学金で留学ができ、経済的にも大変な中、送り出してくれた両親のためにも、多くのことを吸収して帰りたいと目を輝かせていました。きっと卒業までにさらに見違えるように成長し、社会の発展のために力を発揮してくれることと思います。

彼女のような若者がどんどん海外に飛び立つことができるよう、経済的な理由で留学をあきらめなくて良いように、国からの支援の充実、強化を実現していきます。