平日は、きりっとスーツに身を包み、バリバリ仕事。休日はおしゃれなスポーツウェアで趣味のランニング。オンもオフも楽しむ。そういう女性を見ると、ステキだなと思います。
私も、そんな女性にあこがれて、弁護士時代は仕事に熱中していました。
一方、社会に出てみて、不便だと感じることもありました。
たとえば、ビジネスバッグ。男性用に比べて、女性用はほとんどありません。働き始めたころ、機能性とデザインを兼ね備えたバッグを探し、ようやく納得できるものを見つけた覚えがあります。社会で輝く女性は増えていますが、彼女たちを支える商品は、まだまだ開発されていないと感じました。
女性は、命をはぐくむ平和主義者であり、生活に根ざした現実主義者であり、不正を許さない厳しい目を持っています。そうした女性の豊かな感性、女性のチカラを活かすことができれば、日本はもっとすばらしい社会になるのではないでしょうか。
先日、女性起業家を支援する横浜市の「F-SUSよこはま」を視察してきました。 ここでは女性の起業家・経営者向けに、関内駅や馬車道駅からも近いシェアオフィスを月額5000円の会費で提供しています。
“自宅を拠点にビジネスを始めたい。でも名刺に住所を書くのはちょっと…”という女性起業家の不安も解消できます。
さらに女性の中小企業診断士による経営上のアドバイスも。出産、育児、介護など、働く女性がぶつかる悩みも、同じ女性なら安心して相談することができますね。
女性の起業家や経営者は、会社を大きくするよりも、自分の好きな商品をこだわって販売したい。そうした願望を持っている方が多いと聞いたことがあります。
大量生産ではなく、一点ものの温もりある商品を好む消費者も多いと思います。独自のこだわりを持った女性経営者が増えることで、経済の活性化も期待されます。
男性も女性も、それぞれの特質を活かし、みんなが輝ける社会にしていきたい。
その第一歩へ、佐々木さやかは、働く女性の代表、働く女性のミカタとなって走りぬきます。