活動レポート

自主避難親子への高速道路無料化が早期に実現


いよいよゴールデンウィーク。東北では、これからが桜の見頃となります。
被災地の復興支援のためにも、多くの方に北の桜を見に訪れてほしいです。

あの福島第1原発事故から2年あまり。福島県をはじめ東北の方々は、いまだに不安の中で暮らしています。現在、神奈川県に避難されている方だけでも、2300人以上。
仕事があるお父さんは福島に残り、お母さんとお子さんは神奈川に、と別れ別れの生活を強いられている方も多くいらっしゃいます。

状況はまったく違いますが、私自身、幼い頃に、単身赴任をしていた父と離れて暮らしたことがあり、その時の不安な気持ちは今も忘れられません。
住み慣れた郷土からも離れなければならない子どもたちは、どれほどの不安を抱えているか。本当に胸が痛みます。
このゴールデンウィークは、そうした離ればなれの家族が、久しぶりにゆっくりと会える大切な機会です。一方、避難者の方々からは、二重生活で家計は厳しく、交通費の負担も大変との声を数多くうかがいました。

何としても避難者の力になりたい!――その一心で、4月11日、公明党神奈川県本部「3.11を忘れない防災・減災プロジェクト」事務局長として、自主避難されているご家族を対象にした「高速道路料金の無料化」を、何とか連休前に実施できるよう、太田国土交通大臣に申し入れました。
太田大臣は迅速に対応してくださり、あす4月26日から明年の3月31日まで、無料化されることに決定しました。
今、避難者の方々からも、喜びの声をいただいております。

今回の無料化は、大震災からの復興という長い道のりから見れば、小さな一歩かも知れません。しかし私は、その一歩の積み重ねを大事にしたい。
どこまでも苦しんでいる方々の声を聞き、自分の出来ることから着実に。復興の後押しを、着実に、忍耐強く、続けていきます。

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