横浜の山下公園では、陽の光を浴びた銀杏の葉が黄金色に輝いています。
11月は厚生労働省が定める「児童虐待防止推進月間」。先日、公明党の女性議員、青年議員で、児童虐待防止を訴える「オレンジリボン」街頭演説会を開催しました。
昨年度の児童虐待対応件数は10万件を超え、毎年増え続けています。児童虐待への関心が高まり、多くの相談が寄せられるようになったことも、件数が増えている原因です。
公明党は、これまで一貫して児童虐待防止対策に取り組んできました。2000年には党が推進した「児童虐待防止法」が施行。昨年7月には児童虐待の通報や相談ができる全国共通ダイヤル「189(いち・はや・く)」がスタート。緊急の相談にも24時間365日体制で対応しています。
虐待を防ぐには、親の孤立や産後うつなど、大変な状況の中で子育てを頑張るお母さん、お父さんの支援も重要です。
今年の5月、児童福祉法と児童虐待防止法が改正されました。これにより、公明党が進めてきた、妊娠から育児までワンストップで切れ目なくサポートする「子育て世代包括支援センター(日本版ネウボラ)」の設置がさらに推進されることになりました。
改正を審議した厚生労働委員会では、私も質問に立ち、児童相談所の体制強化などについて質問しました。
子どもたちの命を守り、安心して子育てができる社会のために、これからも小さな声、一人ひとりの声に寄り添っていきます。