各地で梅雨明けが発表され、本格的な夏の到来です。厳しい暑さが続く中、室内でも熱中症の危険が。扇風機やエアコンを上手に使い、水分補給など十分な対策が必要です。
台風などの災害も心配です。公明党は先日の台風11号について災害対策本部を設置し、被害状況の把握や対策に取り組んでいます。
国会では、先週16日、平和と国民の安全を守る切れ目のない体制のための「平和安全法制」法案が、衆議院本会議で可決されました。
「集団的自衛権」については、我が国の防衛のためにやむを得ない場合にしか武力を行使しないという憲法9条の枠内でしか認めていません。もっぱら他国防衛のための集団的自衛権は認めておらず、これまでの政府の憲法解釈との論理的整合性、法的安定性を確保した憲法に適合した法制です。
そして、法案に明記された「自衛の措置」(武力行使)発動の新3要件が確かな歯止めになっており、政府による恣意的な運用はできない仕組みとなっています。
衆議院に法案が提出されてから2カ月近く審議が行われてきました。野党からは重複した質問が繰り返されるなど、主な論点は出尽くしたと言えます。「熟議なき」との批判は的外れです。
これから参議院での審議が行われることになります。政府には分かりやすい説明を求め、私自身あらゆる機会を通じて国民の皆様の理解を得られるよう説明を尽くしていきます。