今年はベルリンの壁崩壊から25年。 1989年当時、私はこのニュースをテレビで見ていました。人々が壁の上に登って歓喜している姿に強い感動と衝撃を受けました。 自由と平和を求める民衆の力が、不可能とも思えたことを成し遂げ、時代を動かしたのです。
ベルリンの壁が開放されたのは11月9日。 ちょうどこの25周年にあたる今月、ドイツ政府の招聘で5日間ドイツを訪問して来ました。
テーマは女性の「家庭と仕事の両立」。日本と韓国の女性国会議員が参加しました。 少子高齢化、女性の社会参加、子育て支援などについて、ドイツ、韓国、日本の3カ国で、意見交換や議論を重ね、大変充実したプログラムでした。
驚いたのは3カ国とも思った以上に同じ問題を抱えているということ。 互いに学び合い、解決のために協力することができると感じました。
プログラム参加の成果を、国会での議論にも活かしていきたいと思います。