若者が希望を持てる社会へ

1月14日は成人の日。総務省の人口推計によると今年は全国で約122万人、神奈川県では約8万5000人の方が成人を迎えるそうです 。一人の大人として認められることへの誇りと新しい世界への期待、そして少しの緊張と不安も混じったような気持ちではないでしょうか。新成人の皆様に心よりお祝い申し上げます。   今日は全国的に、あいにくの荒れ模様の天気。神奈川県内各地でも大雪となりました。横浜市の積雪は12センチ。振り袖姿で歩くのは大変だったと思います。吹雪にも負けず、若さあふれる決意の出発となることを願いたいと思います。積雪により交通機関にも大きな影響が出ています。凍結による転倒など、皆様くれぐれもお気をつけ下さい。  新成人を対象に行われた調査によると、残念ながら約8割近くが日本の未来や政治に期待ができないと回答しています 。この声を真摯に受け止め、これからの日本を担う若い世代が、未来に希望を持てる社会をつくっていかなくてはなりません。 世代間格差、正規・非正規雇用格差の解消など、今の若者世代にとって重要な政治課題が山積しています。これらの問題に取り組むためには、若者の声を聴き、政策に反映させていかなくてはなりません。 しかし、現在20代、30代の政治参加は、投票率を見ても残念ながら十分とはいえない状況です。若者の声を反映させていくためには、政治への信頼を取り戻すとともに、若い世代が政治に参加しやすい制度など、環境整備を行うことも重要です。私は、同じ世代の代表として、一人でも多くの青年の声を受け止め、まっすぐに政治に届けていきたいと決意しています。  今の20代、30代が社会の中核となる2030年は、超高齢社会のピークとも言われています。それまでに日本を建て直し、若者が希望を持って暮らせる社会を実現するため、公明党青年委員会は「KOMEI YOUTH VISION 2030」を作成しました。18歳選挙権の導入、シティズンシップ教育の推進、新成長産業分野での若者雇用の創出、社会保障制度の見直しなど、若者にエールを送る政策を推進していきます。  日本の希望あふれる未来のために、若者世代が活き活きと力を発揮し、夢を実現できる社会をつくっていきたい。これからも、若者の代表として全力で取り組んでまいります。