記録的な猛暑が続いています。私の母の出身地、高知の四万十市では、国内観測史上最高の気温41.0度を記録。全国的にも、まだまだ暑さが続くようです。熱中症で多くの方が救急搬送されています。どうかくれぐれもお気をつけ下さい。
8月は、平和への祈りが捧げられる月。
今から68年前の8月、人類史上初の原子爆弾が広島、長崎に投下され、15日、太平洋戦争が終結しました。
戦争で犠牲となった多くの尊い命。全ての戦没者の方々とそのご遺族に、謹んで哀悼の意を表するとともに、国会議員として、一人の人間として、社会の平和と発展のために、さらなる努力を重ねることを誓いたいと思います。
戦後、日本は、平和主義を掲げた憲法の下、国民の英知と努力によって、飛躍的な復興を遂げました。
憲法改正が声高に語られる中、このことを忘れてはならないと強く感じております。
東日本大震災の発生から、3回目の夏を迎えました。今も29万4000人もの方々が、避難生活を余儀なくされています。今の日本の状態を「第二の戦後」と呼ぶ人もいます。
今月9日には、岩手県、陸前高田市に伺いました。今の被災地の現状、早期復興への問題点について、お声を聞かせて頂きました。「少しでも早く」――との被災地の皆様の思い。しっかりと受け止めて帰ってまいりました。
震災からの復興。そして、一人一人の生活の安定。そのための経済の回復。
これが今、最も取り組むべき、重要な課題です。
安心と安定を実感できる社会のために、先頭に立って働いて参ります。
私は、「平和」はどこか遠くにあるのでは無く、目の前の一人一人の幸せな生活にこそあるのだと思っています。
一人一人が輝く社会、安心を実感できる社会を作っていくことが、平和につながる――
その決意で、これからも走り続けます。