72回目の「8月15日」。例年であればジリジリと日差しが照りつける季節ですが、公明党神奈川県本部の終戦記念日街頭演説会は、今年は雨の中での開催となりました。

ある調査によれば、20代の6割が親や祖父母から戦争体験を直接聞いたことがなく、戦争体験者の高齢化の中で、戦争の悲惨さと平和の尊さを、後世に伝え残すことの大切さが指摘されています。
公明党の「平和」「教育」への取り組みが、ますます重要であり、求められていると感じます。

海外に目を向ければ、紛争やテロにより、今も苦しんでいる人々がいます。
貧困や差別をなくすため、「人間の安全保障」に力を入れ、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けて、日本はリーダーシップを取るべきです。

核兵器禁止条約が、国連で7月に採択されました。核軍縮や核拡散防止などの現実的ステップを通して核廃絶をめざす核保有国の考え方とは異なるため、これらの国々の加盟はなく、両者の対立が今後の課題です。(公明新聞「核兵器禁止条約―違法化の意義と廃絶への課題―」https://www.komei.or.jp/news/detail/20170725_25029
公明党は、保有国と非保有国の橋渡し役として双方の対話を後押しし、「核のない世界」に向け、一歩一歩、現実を見据え、粘り強く取り組んで行く決意です。

お盆が明けても太陽は休みがちのようです。8月にここまで雨が続くのは、実に40年ぶりとのこと。河川の増水や低い土地の浸水、集中豪雨などにも注意してお過ごし下さい。