私が目指すことのひとつに、「安心・安全な国作り」があります。
最近は、大雨や竜巻などの深刻な被害が続いています。あらためて被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。大地震をはじめとする自然災害に備え、命を守る防災・減災にいっそう取り組んでいかなければなりません。

私は、防災・減災は、自然災害に限ることではないと思っています。事故や犯罪の「防災・減災」も重要です。

私たちの生活に欠かせない車。しかし時に恐ろしい凶器にもなります。
残念なことに、年間4000人以上もの方が交通事故で亡くなっています(平成24年)。
いま国会では、悪質・危険な運転による事故を罰する法律の改正について審議をしています。例えば、大量の飲酒や薬物の使用などで、正常な運転ができない状態にも関わらず車に乗るというのは、極めて危険な行為です。このようなことで尊い命が失われることのないよう、適切に取り締まり、処罰が行われなければなりません。法務委員会でもしっかりと議論をして参ります。

犯罪も発生を未然に防ぐという視点が重要だと思います。
先日、ストーカー被害で、愛する家族の命を奪われたご遺族の方にお話を伺う機会がありました。お話しを聞くにつれ、なぜもっと早い段階で被害を食い止めることが出来なかったのかと、悔しい思いでいっぱいになりました。
これまでも公明党は、ストーカー規制法の制定・改正など、ストーカー被害防止のために取り組んできました。弁護士などの専門家が、早い段階で被害者の方から相談を受け、被害の拡大防止に取り組めるよう、より充実した支援体制のための政策提案をしていきたいと思います。

だれもが「安心・安全」に暮らせる社会のために、一歩一歩確実に進んで参ります。