オレンジリボン街頭を開催

「子どもたちの明るい未来」を象徴したオレンジ色のリボン。悲惨な虐待をなくし、親子の孤立を防いで、すべての子どもたちが明るく育つ社会を実現する願いが込められています。

11月は「児童虐待防止推進月間」。オレンジリボンを胸に付けて、公明党女性委員会、青年委員会で啓発の街頭演説会を開催しました。青年局次長で来年の参議院選挙に神奈川選挙区から初挑戦する三浦のぶひろさんも登壇しました。

昨年全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は8万8931件(10月8日速報値)。年々増加しています。
軽微な通報も増えており、重大な事態になる前に専門家による支援に結びつくケースが増えたとも言えそうです。

児童虐待は早期の対処が重要との思いから、公明党は、覚えやすい番号ですぐに相談してもらうため、相談窓口の電話番号の三桁化を推進してきました。
その結果、今年の7月から、「児童相談所全国共通ダイヤル」が3桁の「189」(いち早く)に。24時間365日体制で近くの児童相談所につながり、児童虐待の発見だけでなく、匿名で「子育てに悩んでいる」などの相談をすることもできます。

増える相談に対応する児童相談所の体制整備も急務です。専門性が必要なことから、十分な人手が足りない児童相談所も。予算の確保が重要です。

今年の8月には私が事務局長を務める公明党児童虐待防止・社会的養護検討プロジェクトチームで厚生労働大臣に申し入れを行いました。
来年度予算の概算要求には、児童虐待防止対策や社会的養護の推進のために143億円が盛り込まれています。子どもたちの未来を守るために重要な予算です。年末にかけてしっかりと議論をしていきたいと思います。